セミナー「うつは薬じゃ治らない!」その4 晴れときどきコラム



セミナー「うつは薬じゃ治らない!」その4

最後に【3】ストレスフルな人間関係について

人間関係の選択肢はいっぱいあった方が良い。
相手は変えられない。自分も相手に変えられない。
相手に変わって欲しいなら、先に自分で魅せる。変わるかは相手が決める。
あえて「魅せる」この字を使いますと、宮島氏。

家族であっても距離感を持つ。
夫や子ども・・・など、家族であっても相手のハンドルは手放す。
友人や仕事先と違って家族という相手は変えられないけど距離は変えられるのである。
つまり、相手に対する責任を感じすぎないことが大事。
自分で選んでもらうのだ。

うつになりやすい人は、よく責任感が強いひとだと言われる。
つまり、依存的な人の標的にされやすいのである。
症状が出た時が、距離を置くチャンス・関係性を変えるチャンスと考える。
何故なら「もっと助けなければ」と思うと、困った人が集まってきて共依存・癒着の関係になってしまうからだそうだ。

心のどこかで相手を助けられない自分を責めている・・・これをキッパリと止める。
自分を許すのだ。自分を責めるのを止めれば、相手への怒りはなくなる。
優しい心を持っているんだと、自分を愛する考えにもっていく。

聞き手の吾妻氏が、面白いことを教えてくれた。
相手を責める気持ちがでてきたら
新たな罪悪感をもたないためにも
「いっぱいいっぱい」という言葉に言い換えると良いというものだ。

例えば「あの人は悪い人だ」→「あの人はいっぱいいっぱいの人だ」のように。
応用はあの人は「ひどい・間違っている・冷たい・優しくない・・・」は
あの人は「いっぱいいっぱい」なのだと認識を書き換える。

これは余裕とユーモアが生まれてくるようで、良い方法だと思う。

そう、自分自身にも使ってみよう。
ストレスフルな関係で疲れたら、「私、今、いっぱいいっぱいだ」と言う事を自分に許そう。
そして距離を置こう。
自分自身を責め続けてしまいそうな関係に。

そこで、関係は終わるかもしれない・・・
しばらく時間を置いて、違う距離で始まるかもしれない・・・
選択肢は一つじゃないのだ♪
関係性は一つじゃないのだ♪

濃い講座だった。

講師“薬を使わない精神医師”宮島賢也
聞き手 恋愛セラピスト 吾妻靖史 

お二人に感謝。