「戯」Happy Birthday Fantasy 晴れときどきコラム



「戯」Happy Birthday Fantasy その1

2009年6月17日(水) 19:00〜
408席のトッパンホールはほぼ満席だった。

「Happy Birthday Fantasy」とは
辻音楽師達によるコンサートで、2回目を迎える。

日にちは6月17日と決まっている。
それには理由がある。
辻3兄弟のうち長男と3男の誕生日だからだ。
(次男は4月22日だそうだ)

その3兄弟、辻正行・みよね夫妻の子供たちなのだが
全員音楽家になった。それだけでも凄いのに
全員音楽家の嫁をもらった!
凄過ぎ!!

つまり「辻音楽師達」とは3兄弟とその嫁・・・
計6人の音楽家たちのことなのである。

昨年のコンサートに行った人が、とても楽しかったと言っていたので
今年行ってみた。


-----------------プログラム-----------------

Happy Birthday Fantasy
     なかにしあかね 作曲
     ピアノ連弾 辻悦子 辻志朗

「I Hate Music!〜音楽なんて大嫌い!」
     〜ソプラノのための5つの子供の歌〜
     バーンスタイン作詞作曲
     ソプラノ 佐竹由美  ピアノ なかにしあかね

「黒田三郎の詩による三つの歌」
     木下牧子 作曲
     テノール 辻秀幸  ピアノ 辻志朗

「二番目に言いたいこと」より
     なかにしあかね 作曲 星野富弘 作詞
     ソプラノ 佐竹由美  ピアノ なかにしあかね

-----------------休憩-----------------

「女たちの宴〜自由の女将」
     なかにしあかね 編
     ソプラノ 佐竹由美  フルート 菊池香苗  チェロ 田崎瑞博
     打楽器 近藤郁夫  ピアノ なかにしあかね

「へびとりのうた」
     木下牧子 作曲  東君平 作詞
     テノール 辻秀幸  ピアノ 辻志朗

「セレナーデ」「2匹の子猫の戯れ」
     ロッシーニ作曲
     ソプラノ 佐竹由美  テノール 辻秀幸  ピアノ なかにしあかね

以上、盛りだくさん。その感想は次記事で・・・続く・・・

「戯」Happy Birthday Fantasy その2

Happy Birthday Fantasy
辻悦子、辻志朗夫妻による連弾。
カジュアルな雰囲気の曲で、このコンサートが堅苦しい会でないことを示唆しながら、何かが始まるというワクワク感を感じさせてくれた。

「I Hate Music!〜音楽なんて大嫌い!」
ミュージカルのような曲と歌い方。言葉への意識を感じる歌い方だった。
曲と曲との間がちょっと不自然な気がした。

「黒田三郎の詩による三つの歌」
ごめんなさい。すぐ寝てしまって、3曲とも覚えていないのです。
気持ちよかった。ということで・・・

「二番目に言いたいこと」より
星野富弘さんの素晴らしい詩に、なかにしあかねさんが美しい曲をつけている。
その中から今日は下記の4曲。
 1 山に行こう
 2 秋のあじさい
 3 いちじくの木の下
 4 今日もひとつ

特に素晴らしかったのが「いちじくの木の下」
こんなにドラマ性のある曲だとは・・・
自分でも女性合唱で歌ったことがあるが気づかなかった。
星野さんの詩は、奥深いがとてもシンプル。
なかにしさんは、その詩の意味を深く深く感じて曲をつけたのだと感動した。

休憩後は、辻秀幸ワールド炸裂♪どの曲も笑いが絶えなかった。

「女たちの宴〜自由の女将」
「アベマリア」や「サマータイム」などが織り込まれた曲をなかにしあかねさんが作り、ソプラノ佐竹由美が歌い上げる。
高音部の歌声は圧巻!
清らかで伸びやか。どう呼吸しているのだろうと不思議に思う。
それだけにじっくりと聞かせて欲しかった。
途中で、ご主人である辻秀幸さんがトランペットを吹いたり、変装して演技したりして舞台を彩ったのだが、私には邪魔に思われた。

「へびとりのうた」
作曲者木下牧子さんを客席に迎えて披露。
辻秀幸さんが視線を動かしたり、ポーズを取るだけで笑いが起こる。
楽しい曲だ。辻さんのキャラクターで聞かせてもらった気がする。

「セレナーデ」「2匹の子猫の戯れ」
ソプラノ佐竹由美 テノール辻秀幸とご夫婦で登場。
「2匹の子猫の戯れ」ロッシーニがこんな可愛い歌を作っていたなんて、意外だった。
台詞は「ニャー」という猫の鳴き声だけ。
充分に楽しめた♪

最後は会場全員で、「Happy Birthday To You」を合唱し
ほのぼのとした雰囲気で終わった。
(アンコールはしないで、この曲を歌うお約束なのだそうだ)
もちろん私も大声で歌った。気持ち良い♪

帰り道も一緒に行った知り合い同士で話が弾み
聞く側もHappyになったコンサートだった。